TI OS 5

2台目のVirus TIを買うべきか?

NAMM 2012で発表したVirus TI OS 5のビデオをやっとゆっくり観られてた。これは期待しても良い。
個人的には、一番期待しているのは新しく追加された2つのフリーエンベロープ。待ってたなぁ、しかも、長かった。これで、独立したピッチエンベロープを作れる、超嬉しい。今まで、フィルターエンベロープかアンプエンベロープをマトリクスにアサインして、何とかピッチエンベロープにしたが、独立したエンベロープがあったら…もう、どんな音でも作れる。
それに、フリクエンシーシフターのタイプが増えた。グリッチも全てこのシンセで作れる状態だね。自分の音作りがMacからどんどんハードウェアシンセにシフトできれば良いなぁと思うこの頃… 2台目Virusも遠くないだろう。

Stochastic synthesizer、何ですかそれ?

よく聞かれる質問だね、これ…それに、コンピュータグラフィック専門の僕に聞いてどうする? まぁ、できる限り答えるが、あくまでもこれは僕にとってのストキャスティックシンセサイザーの定義。間違ったら、是非ツッコミなど入れてください。
今まで、僕たちはアナログ又はデジタルシンセと呼ばれてるシンセを使っている。このシンセでadditive synthesis (加算合成シンセシス) やsubtractive synthesis (減算合成シンセシス) と言う方法を用いて、音を自由に作ることができる。このシンセを使えば、どんな音でも作ることができるが、音を作るのに音に関しての知識が必要。このせいで、音を作れる人はかなり限られている。楽器のできる人が必ず音を作れるわけじゃないのに、楽器のできない人は音作りからは無縁と言っても良いだろう。このためにstochastic synthesizer (ストキャスティックシンセサイザー) と言う物が現れる。
そもそも、ストキャスティックシンセサイザーって何と聞く人が多いでしょう。ストキャスティックシンセサイザーは今まであったシンセサイザーと同じく、いろなシンセシス方法を使って音作る。ただ、今までのあったシンセと違って、音作りのアプローチはゲーム感覚のような音作り。つまり、確率と運に任せて音を作っている。これで、音作りとシンセの分からない人でも良い音を作れる…一応、良い音を作れる可能性があるって言った方が良いかも。
このようなシンセは、いろなパラメータをユーザに適用して、ユーザが自由にそのパラメータを変更する。そのパラメータの名前や意味は分からなくても良い、とりあえずゲームのように弄って、出た音を聴くだけ。
これだったら、普通のシンセをユーザに触らせて、音を同じく作れるだろうって考えている人が多いと思う。残念ながら、普通のシンセをユーザに触らせたら、ユーザがかなり混乱する。なぜなら、そのパラメータの裏は複雑な依存がある。つまり、あるパラメータは直接音に影響してるが、他のパラメータを変更しても、音には変更がない。
ストキャスティックシンセサイザーは全てのパラメータが直接音に影響している。このシンセには、普通のシンセと同じく簡単なパラメータがもちろんあるが、多くのパラメータは普通のシンセにあるパラメータを合成されるパラメータ。これで、同時に複数のパラメータを動かすことができる。基本的にはユーザがサウンドサンドボックスのようなツールで遊んで、遊んでる間に良い音が作れると言うコンセプト。
もちろん、ストキャスティックシンセには欠点がある。普通のシンセは音のパラメータは細かくコントロールできるが、ストキャスティックシンセにはパラメータコントロールが荒い。このせいで、同じ音を作るのは難しい。それに、音作る時にかなり運任せので、昨日は良い音を作れるが明日は良い音がなかなか出ないかもしれない。

ヘッドホンの話しよう

今まで最強のヘッドホンだと思う…

昨日、Dr. Dre Beats Detoxが届いたので、今日はヘッドホンの話しよう。オーバーヘッドヘッドホンを使い始めたのは7-8年前かなぁ。楽器、特にシンセをやる時にずっとオーバーヘッドヘッドホンを使ってるんだが、オーバーヘッドヘッドホンを持ち歩くのは本当に最近。多分この3年間だと思う。現在、Audio-TechnicaのATH Pro700 MK2とDr. Dre Beats Detoxを使っている。
一番使っているブランドはAudio-Technicaだね。現在のATH Pro 700 MK2は2代目で、初代ATH Pro 700の時から使ってる。その前にも、Audio-Technicaだった。正直に、初代ATH Pro 700の音が一番好き、MK2版の音は何かしらの違和感がある。説明しにくいが、何かが違う。残念ながら、ATH Pro 700を買うのは難しくなるんで、仕方なくMK2を買った。でも、この違和感のせいとシンセ用の新しいヘッドホンが欲しいので、Audio-Technica以外のヘッドホンを探してみた。見付かったのはDr. Dre Beatsだった。
Beats Proを買う予定だったが、色の理由で限定版のDetoxを買ってしまった。色は全て真っ黒ので、かなりかっこいい。まぁ、見た目はおいといて…音はATH Pro 700と比べれば、レンジが幅広い。エレクトロニカの曲を聴いたら、今まで聴いたことのないものすごい低周波数のドローンが聞こえるようになった。高周波数のレンジも負けない。このせいで、ビートセクションのリバーブがより綺麗に聞こえてる。一応、今日の実験のために聴いているアルバムはAoki Takamasaの「Fractalized」とyanokamiの「遠くは近い -reprise-」だった。
ヘッドホンを探している方に、是非店でBeats Proを試してみてください。でも、買いたい時には、日本で買うよりも海外の通販サイトで買った方が断然安い (1万円の差ぐらい)。海外の通販で買う時に、偽物に要注意。

遠きに行ったハラカミさん

今朝、会社へ行く前にiTunes Storeyanokamiの「遠くは近い -reprise-*1」を買った。このアルバムは、普通の「遠くは近い」アルバムと違って、ハラカミさんのパートのみになっている。矢野さんのピアノとボーカルがないバージョン。
エレクトロニカ好きの人はreprise版の方が聞き慣れているだろう。生楽器がなくなったところで、ハラカミさんの音作りをじっくり堪能できるようになった。やっぱり、この人はすごい。ハチプロ (SC-88 Pro) の音をベースにしても、GM/GSのデジタルシンセと思えないぐらい音を作ってたね。それに、複雑なリズムを持った曲が多いが、夜の暗いリビングで聴くのが最高。
遠く行ってしまったハラカミさんの最終作品だが、この優しい音と曲は一生忘れない…ありがとう、ハラカミさん。

*1:ハラカミサウンドは優しいよなぁ…

遠くは近い -reprise-

遠くは近い -reprise-

Minitaur: Moogの新しいシンセ

Minitaur

昨日、RSSニューズで知っていた、Moogが春にMinitaur*1と言うアナログベースシンセを出すと言うすごいニューズだった。これはすごい、あのTaurusがこんな小さいシンセになるなんて夢だね。しかも、値段が…値段が7万円切ってるね。Moogが7万円で買える時代になったね。
仕様を読むと、Taurusと同じっぽいだね。しかも、Taurusと違って、全ての機能にそれぞれのノブが付いている、これはありがたい。外見からは、LCDパネルがない。まぁ、正直に、MoogのシンセはLCDパネルがなくても良い。資料をいろいろ読んだら、このシンセはパッチメモリがないので、設定は保存できないみたい。でも、まぁ…これも要らないかなぁ。
現在、ベース専用シンセのために、Shruthi-1を使っているので、Minitaurを買いたいなぁと思う。一応、出た時に楽器屋で試してから決めよう。でも、買うのは楽器屋で買わない。自分でメーカーから直販の方が断然安い。

とらドラとうさぎドロップ

今年の元日はアニメ三昧だったね。AT-X、Kids Station、Animaxでいろいろ一挙放送とかやっていたので、そのアニメを観ながら過ごした。それ以外は前に買った「とらドラ*1」と「うさぎドロップ*2」を観た。とらドラBlu-Ray Box版がちょうど先月に出たので、つい買っちゃった。うさぎドロップは前から買ったが、観る時間がなかなかなかったので、今まで放置しちゃった。
やっぱり面白かったなぁ、このアニメ。特にとらドラ、面白いストーリーとキャラ満載で良いアニメだった。うさぎドロップを観ると…まぁ、僕も娘が欲しくなったね。アル中を直ったがロリコンだけはいつまでも直らない。

*1:懐かしいなぁ。ラブコメ+ドラマはたまに良い。

とらドラ! Blu-ray BOX

とらドラ! Blu-ray BOX

*2:いつ出たんだろう、これ。

去年と今年

長い間、ブログを更新してなかったね。これで今年の最初の更新になるね。まぁ、今日は年末年始休みの最終の日だった。昨日はいろいろ出掛けていたが、今日はどこにも行かなかった。ずっと部屋の中でアニメを観ながら、シンセを弄っている。このような休みの過ごし方もありだなぁ。かなりのんびりができて、すごい楽になったような気がした。
そう言えば、去年はいろいろあったね。仕事が忙しすぎるせいで、アルコール中毒になったりする。これは本当の話。会社へ行く前に必ずお酒を飲む、会社から帰る時にももちろん飲む。毎日5-7個のストレートウィスキー、ジン、ブランデー、ヴォッカ。これで7-8ヶ月ずっと続いて、アルコールがないとイライラする。完全にアル中になってしまった。結局、ドクターストップを喰らって、去年の12月に頑張って直した。
仕事は今年も相変わらず忙しくなりそうだが、頑張って自分の時間を作って、作曲、ブログ更新、自分のペットプロジェクトなどやりたいなぁ。ブログ更新は週2回ぐらいで更新するつもり。