スカイ・クロラ

スカイ・クロラ

スカイクロラを観に行った。今回は「なんばパークス」で観た。押井守の映画が好きなので、ほぼすべて押井氏の映画を観た。まぁ、ファンって言えるくらいかなぁ。前の作品と同じく、今回の「スカイクロラ*1」もすごい世界観を再現した。
ネタバレせずに説明すると、過去の機械と土地、未来の技術が一つの世界に混ぜてある。世の中にクローンも当たり前のように存在しているが、戦闘機は第2次世界大戦風のプロペラ付きの戦闘機だった。
ストーリーは納得できる、キャラ性もすごく良い。戦闘シーンはメインじゃないが、丁寧に作られていて、迫力のある戦闘シーンだった。音楽は相変わらずグッジョブって感じ…川井憲次だから。一番の不満はクライマックスだけだなぁ。戦闘シーンがメインじゃなくても、このような映画だから、多分クライマックスは仕方なく戦闘シーンでやる。でも、最終の戦闘シーンは短すぎると思う。クライマックスとしてはちょっと物足りなかった。しかも、あの戦闘シーンで、主人公が単に生意気の餓鬼になって、神と戦っている。もちろん、奇跡などは一切無し、そのまま流れてしまうだけ…神と戦って、勝つってエンディングは欲しくないが、せめて主人公がヒーローとして死んで欲しかった。
結論としては、面白い映画だった。微妙なクライマックスは欠点だが、全体的に良い映画だと思います。気になる方には、是非、独特の世界観と天才的に作られたキャラ性を観に行ってください。