綺麗な青色

Novation Ultranova

Novationの新しいシンセを見たかったので、石橋楽器心斎橋店に足を運んだ。本当にあった。Ultranova*1と言う青いアナログシンセ。外見はGaiaより、ちょっとだけ小さい。ピッチベンダーとモジュレーションがホイルになってるので、横幅がGaiaより小さい。スペックはGaiaと同じぐらいかなぁ。ある機能とない機能はもちろんありますが、サウンドは好みの問題だと思う。
長い時間、多分1時間ぐらい試してみた結果…

  • 操作が簡単。Gaiaよりも簡単、多分ディスプレイのせいだと思う。全てメニューでやれるので、マニュアル無しでほぼ全てのパラメータを試した。Gaiaの場合、モードを自分で覚えないとならないので、かなり使いにくい。
  • オシレータは何か冷たい。Gaiaと同じく、オシレータが3つあるが、音は全く違う。Ultranovaのオシレータはどっちかと言うと冷たい。Gaiaの方が熱いと思う。
  • フィルターはVirusTI風。フィルターが2つあって、リンクしてミキサーでフィルターバランスを調製できる。Gaiaはオシレータごとにフィルターがあるんだが、それぞれのフィルターをリンクできない。
  • エフェクトが多い。これはGaia完全負けだなぁ、エフェクトが5つも同時に使える。
  • ボコーダー付き。この機能だけはは試してなかった。確かに、あっても、個人的には使わない機能だと思う。

結論は…まぁ、正直に、この前、Gaiaを買わなかったら、このシンセを買うだろう。このシンセの一番気に入ったのはフィルターだなぁ。Gaiaのフィルターは悪すぎるので、このシンセのフィルターの方が良い。それに、ディスプレイがあるのはありがたい。欠点はノブが少ない、それだけ。サウンドはどっちが好きかと言うと…ちょっと難しいなぁ。でも、僕の曲のスタイルなら、多分Gaiaの方がぴったり、グリッチで熱いって感じ…演奏とかで楽しめたい場合はUltranovaのサウンドの方が良い。